NEW! スサノオ通信 2026年7月9日 第21号 アメリカ・イスラエル=イラン戦争はなぜ起きたか? 我々はなぜ「ホルムズ海峡」で苦しむのか?――“ガザGAZA”を見捨てた“国際社会”の“罪と罰”―― 2026年7月9日 1 “因果の予測”の大切さ 私は,これまで“因果の予測”の大切さを繰り返し説いてきた。つまり,我々が何か事を起こそうとするとき,その行動に「大義」があるかないか,「正当性」があるかないかについては散々口角泡を飛ばして議論するが,「しからばその行動をとったとき,現実に何が起きるか」という“因果の予測”については語ろうと... 錦織 淳
スサノオ通信 スサノオ通信号外 2026.6.12 2026年6月12日 1.ご案内 実は,私はもうだいぶ以前から「公益社団法人宝生会」の会長(代表理事)をつとめております。 宝生会は能の主要な流儀のひとつである「宝生流」の団体です。宝生流は中世の時代に今日の能の原型を創りあげた「奈良四座(大和猿楽四座)」のひとつで「金春流」「宝生流」「観世流」「金剛流」のシテ方四派を構成しています。 ... 錦織 淳
スサノオ通信 2026年1月13日 第20号 誰が台湾を見捨てたか(前篇) 2026年1月13日 1 大きな座標軸で“物を視る”ということ その座標軸というのは、“時間軸”と“空間軸”の双方である。 ある出来ごとを正しく評価するときに最も大切なことは「大きな座標軸」を手に持って視るということである。 これは私がよく例える話だが、例えば1メートルしか測れないメジャーではせいぜい数十メートルの物体しか測れない。数... 錦織 淳
ビジネスコーナー スサノオ通信番外編 :「錦織淳の役に役に立つビジネスコーナー」(第8回)―日本の官僚機構における「知性の劣化」を憂える― 2025年5月8日 1 今,なぜこの問題をとりあげるのか ここで書くことは本来この「ビジネスコーナー」で書くことではないかもしれない。なぜなら,標題のテーマは,スサノオ通信の本体第13号「文明史的転換(その3)―「『日本の自殺』を読み直す」を読んで―」で紹介した「グループ1984」(その実体は日本の当時の保守の論客香山健一氏といわれ... 錦織 淳
スサノオ通信 2024年12月25日 第19号 トランプ再選の意味――我々はこれからどこへ行くのか?!―― 2024年12月25日 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす 驕れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛き者もついには滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ 1 トランプ再選の背景 世界中の多くの人々が,この結果に困惑している。しかし,何事も根拠のないものはない。ハリスの敗北とトランプの再選は決して“ま... 錦織 淳
スサノオ通信 2024年5月9日 号外 島根1区は燃えていたか !? 2024年5月9日 1 島根1区補選における自民の完敗 さる4月28日投開票の衆議院議員補欠選挙で自民党が3選挙区全てで敗れたが,わけても自民党の公認候補(奇しくも私と同性)と立憲民主党の公認候補の直接・全面対決となった島根1区で自民党候補が敗れたことは,当の自民党に対してはもちろん,日本の政界全体に大きな衝撃を与えた。 このことにつ... 錦織 淳
スサノオ通信 2024年4月26日 第18号 ――イスラエルのガザ侵攻は何故に人類の主流派が創り上げてきた“西洋文明”の“自滅の始まり”なのか―― 2024年4月26日 1 結果を大胆に予測することの意味 最近の国の内外の議論をみると,大きな時間軸,空間的座標軸を据えて,より本質的に物事を洞察しようとする試みが余りに脆弱なように思われる。 その結果,最近の議論には二つの特徴がみられる。 一つは,テクニカルな議論,マニュアル化された議論が多いことである。これを専門化された議論と呼ぶには余... 錦織 淳
ビジネスコーナー スサノオ通信番外編 :「錦織淳の役に役に立つビジネスコーナー」(第7回)―「人権デュー・ディリジェンス」あるいは「人権とビジネス」の行き着くところ― 2024年2月22日 1 ある商社で最近起きた問題 (1)「人権デュー・ディリジェンス」あるいは「人権とビジネス」について このビジネスコーナーの前号(2023年11月9日第6回)で「人権デュー・ディリジェンス」ということを紹介した。ちなみに,デュー・ディリジェンス Due Diligence というのは直訳すれば「当然払うべき(適切... 錦織 淳
スサノオ通信 2024年1月12日 第17号 移民国家イスラエルの不条理とパレスチナの悲劇 ―語られないイスラエル“建国後”の歴史― 2024年1月12日 1 問題の発生根拠となった三つの要因 イスラエルのガザ侵攻を契機として,イスラエル国家建設とパレスチナ問題発生の根源的ともいうべき歴史的関連が改めて意識されるようになった。 そこには,以下述べるような三つの要因があった。このような形で整理したものは余り見かけないが,それぞれは,いずれも,私見というより,ほぼ確定した歴史... 錦織 淳
ビジネスコーナー スサノオ通信番外編 :「錦織淳の役に役に立つビジネスコーナー」(第6回)―“危機の時代”の経営者― 2023年11月9日 1 “危機の時代”の経営者 先日,難民問題のTV報道番組を見ていたら,ファーストリテイリングの柳井氏が, 「企業経営者はもっと世界の難民問題に関与しなければ駄目だ」 という趣旨の発言をしておられた(必ずしも正確な表現ではないかもしれないが)。 最近,人権デューデリジェンスという言葉が多用されるようになった。私に... 錦織 淳